海を歩く

正東深谷(チョンドンシムゴク)パダブチェ道

• 正東深谷(チョンドンシムゴク)パダブチェ道（以下、「パダブチェ道」という）は、
  230万年前の地殻変動を観察することができる韓国唯一の海岸段丘地域である。
  海岸段丘は、海岸線に沿って階段状になっている地形である。
  パダブチェ道の海岸段丘は、地殻変動や海水の浸食作用によってできたため、230万年前の東海(トンヘ)誕生の秘密が潜んでいる。
  「ブチェ（扇）の端」の形をした正東津(チョンドンジン)の地形や探訪路が位置する地形が、
  まるで海に向かって扇子を広げたような形をしていることから「パダブチェ道（海の扇子の道）」と呼ばれている。
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• パダブチェ道は、正東津(チョンドンジン)から深谷(シムゴク)港までをつなぐ2.86㎞の区間に造成された探訪路である。
  長い年月を経て自然が作り上げた作品を間近に眺めながら歩くことができる。





モンドル海辺(ヘビョン)
• パダブチェ道の出発地点は2ヶ所である。
  北側に位置する正東(チョンドン)チケット売り場と、南側の深谷(シムゴク)港から出発する深谷(シムゴク)チケット売り場である。
  正東(チョンドン)チケット売り場を出発すると、売り場を過ぎてすぐ海へ続く急な下り坂が現れる。
  下り坂を下りきった先にある海はモンドル海辺(ヘビョン)である。モンドルの隙間から海水が引く音が清涼感を与えてくれる。





• 海岸の崖に沿って設置されたデッキ道を歩くと、
  デッキの下に打ち寄せる壮観な波の景色が広がる。
  まるで海の上を歩いているような感覚を味わえる。



兜岩(トゥグバウィ)
正東(チョンドン)チケット売り場を出発してから1kmほど歩くと、
まるで兜をかぶった武将が海を見つめているような形をしている岩が見える。兜岩(トゥグバウィ)である。
そして、岩の右側から眺めてみると、兜をかぶった武将の横顔が見えてくるのである。



扇子岩(プチェバウィ)


扇子岩(プチェバウィ)展望台
• 兜岩(トゥグバウィ)から20分ほど歩いていくと、海に向かって突き出ている小さな島のような岩がある。
  扇子岩(プチェバウィ)である。扇子を広げたような形をしており、まるで自然が作り出した巨大な彫刻作品のようである。
  扇子岩(プチェバウィ)の周りにつくられたデッキ道に沿って登ると、扇子岩(プチェバウィ)展望台から広がる海を見渡せる。
  展望台のベンチに座り、波の音に耳を傾けながら一息ついてみよう。





展望タワー
• 到着地点である深谷(シムゴク)チケット売り場に近づくと、展望タワーが見えてくる。
  展望タワーに登ると、右側には深谷(シムゴク)港やドライブコースで知られている献花路(ホンファロ)を一望することができる。
  歩いてきた道を振り返ってみると、海岸の崖に沿って続くパダブチェ道が壮大な景色の奇岩怪石とともに広がる。
  海を眺めると、まるで広々とした海の真ん中に浮かぶ船上にいるような感覚を味わえる。



• 2.86㎞に及ぶパダブチェ道を歩くのにかかる時間は1時間ほどである。往復なら2時間30分ほど時間がかかる。
  230万年を経て自然が作り上げた海岸段丘を眺めながら歩くパダブチェ道で、神秘的な時間旅行に出かけてみよう。



• • 正東深谷(チョンドンシムゴク)パダブチェ道の運営時間
  • 特別拡大運営期間(7月～10月)
    : 08：00～17：30 (チケット販売時間：　16：30まで)
  • 夏期(4月～10月)
    : 09：00～17：30 (チケット販売時間：　16：30まで)
  • 冬期(11月～3月)
    : 09：00～16：30 (チケット販売時間： 15：30まで)
  
  
  • ※ 注意事項
  • 観光客の安全を守るため、気象状況によって開場・閉場状況が予告なく変更される場合があります。訪問の際は、予めご確認ください。
    (ホームページ : https://searoad.gtdc.or.kr / お問い合わせ: +82-33-641-9444~5)
  • 観光コース内にはトイレがないため、チケット売り場にあるトイレを利用してからご入場ください。

正東深谷(チョンドンシムゴク)パダブチェ道正東(チョンドン)チケット売り場 : 江陵市江東面ホンファロ950-39

正東深谷(チョンドンシムゴク)パダブチェ道深谷(シムゴク)チケット売り場h : 江陵市江東面深谷里114-3